キノパソ辞典
パソコン用語 や・ら・わ行
や行
ゆ
URL(ユーアールエル)Uniform Resource Locator
https://www.google.co.jp/のように、httpで始まるWebサイトのアドレス。Webサイトには、それぞれ固有のURLが割りあてられています。URLを指定すると見たいWebページを表示することができます。
UI(ユーアイ)User Interface
入出力画面の情報表示方式やデータ入力方式。CUI、GUIやWUIがあります。
コンピューターと周辺機器を接続するための規格や仕様。またはユーザーがコンピューターなどを利用するための操作方法。ハードウェアでは、機器同士を接続するコネクターの規格を指します。ソフトウェアでは、プログラム間でデータをやり取りするために定められた仕様やAPIを指します。
関連用語
CUI(シーユーアイ)
情報の表示を文字で行い、データ入力や操作をキーボードで行うもの。MS-DOSのコマンド等。
GUI(ジーユーアイ)Graphical User Interface
パソコンの操作をアイコンやボタン、メニューなどにより、視覚的に操作すること。
WUI(ダブリューユーアイ)Web User Interface
アプリケーションソフトをブラウザ形式で表示する方式。
UAC(ユーエーシー)user account control
Windows のユーザー権限の管理機能。管理者アカウントでであっても許可がなければソフトウェアのインストールなどができません。これはユーザーの知らない変更や悪質なソフトウェアが勝手に実行されないようにするための制御機能です。
USB
USBとは、キーボードやマウス、モデム、ジョイスティックなどの周辺機器とパソコンを結ぶデータ伝送の規格。周辺機器のインターフェースの共通化を図った規格のこと。
関連用語
インターフェース
インターフェース(接点・橋渡し)
コンピューターと周辺機器を接続する接続・接触する箇所のこと。
また、コンピューターと周辺機器を接続するための規格や仕様のこと。
「ハードウェアインターフェース」「ユーザインターフェース」「ソフトウェアインターフェース」などがあります。
ユーザーインターフェース
人とコンピュータを相互間で結ぶことのできる規格や手段などのことです。キーボードやマウス、タッチパネルなどを指します。「User Interface」の略として主に「UI」が用いられることが多いです。
USB2.0(ユーエスビーニーテンゼロ)Universal Serial Bus 2.0
パソコンと周辺機器をつなぐインターフェイスのひとつです。
従来のUSB(USB1.1)のデータ転送速度が12Mbps(FULL SPEED)であったのに対し、USB2.0では最高480Mbps(HI-SPEED)という高速モードが追加されてます。また、従来のUSBとの互換性も保たれているため、USB2.0の環境でUSB1.1対応機器を使用することもできます。しかし、USB1.1対応機器を接続した場合は、HI-SPEEDは利用できません。
USB3.0(ユーエスビーサンテンゼロ)Universal Serial Bus 3.0
パソコンと周辺機器をつなぐインターフェースのひとつ。USB2.0の後継となるUSB規格。
USB3.0は「Super Speed USB」とも呼ばれ、従来の転送速度に加え最高5Gbps(Super Speed)という高速モードが追加されています。
コネクタやケーブルの使用が変更されていますが、従来のUSBとの互換性も保たれています。しかし、USB3.0対応機器でSuper Speedモードを利用するためには、パソコンや周辺機器などの機器側もUSB3.0に対応している必要があります。
USBメモリ(ユーエスビーメモリ)
USBコネクタに接続して使用する着脱可能なフラッシュメモリ。
フラッシュメモリflash memory
何度でも電気的にデータの消去・書き込みができる読み出し専用のメモリ。電源を切ってもデータは消えません。
ユーザーアカウン
ユーザーアカウントとは、コンピュータの利用者(ユーザー)を識別するために作成されるユーザー登録情報のこと。「アカウント」とか「ユーザアカウント」と言います。IDとパスワードで構成されています。
ユーザー認証“ユーザー名”と“パスワード”を用いて、ログインやアクセス許可を行うことです。IDカードや指紋・網膜を利用した方式もあります。
UDF(ユーディーエフ)Universal Disk Format
OSに依存しないDVDやCD-RWで使われているフォーマットの一種。このフォーマットを使ってディスクに書き込みをすると、いろいろな機器やパソコンでもディスクの内容を見ることができます。
ユーティリティutility
OSやアプリケーションソフトの機能を補助するためのソフトウェアのことです。
Unicode(ユニコード)
Unicodeとは、世界中の文字表現に対応できるコンピューター用の統一文字コード。アルファベットや漢字など,すべての文字を2バイト(16ビット)で表します。新規の文字追加や異体字表現などで、現在は4バイトで定義されています。
よ
ら行
ライティングソフト
CD-Rディスクや、CD-RWにデータを書きこむためのソフトウェア。
関連用語
CD-Rドライブ、CD-RWドライブ
ドライブ
ドライブとは、ハードディスクや、フロッピーディスクなどのディスクにファイルを保存、又は、ディスクの中のファイルを呼び出したりする装置です。
ディスクdisk
ファイルを保存するための記録媒体ののことです。ディスクには、ハードディスクやフロッピーディスク、CD、MOなどがあります。
MO 光磁気ディスク
MOとは、コンピュータの外部記憶装置の一つで、データ何かを文字や符号、数値などのまとまりとして表現したものです。何度も繰り返し読み書きが可能で、駆動装置(ドライブ)から記憶媒体(メディア)を取り外して別の媒体に交換可能なリムーバブル方式となってます。
ライブラリlibrary
ドキュメント、音楽ファイル、画像ファイルなど、さまざまな場所に保存されている各種のファイルを、1か所にまとめて管理するための機能です。
RAM(ラム)Random Access Memory
内容を自由に変更できるメモリのこと。電源がないと情報を保持できないため、コンピューターの電源を切ると、記憶内容が失われます。
コンピュータのほとんどは半導体記憶素子を用いたRAMを主記憶装置(メインメモリ)として用いられるため、メインメモリのことをRAMと呼ぶことが多いです。ちなみに、一度記録した内容の消去・書き換えができないメモリ装置を「ROM」(Read Only Memory)と呼びます。
ROM(ロム)Read Only Memory
読み出し専用のメモリ。パソコンに内蔵されているROMには、ハードウェアの起動に必要なシステム情報などが書き込まれています。RAMと違い電源を切っても記憶内容は失われません。
LAN(ラン)Local Area Network
同じ建物内や近隣など、比較的狭い範囲に限られたコンピューターネットワークのこと。ネットワークに接続された複数のコンピューターで、プリンターや周辺機器を共有することができます。
LANケーブル(ランケーブル)
LANに接続する機器間をつなぐ通信ケーブル。ストレートケーブルとクロスケーブルの二種類があります。
関連用語
ストレートケーブルstraight cable
LANでパソコンとパソコン以外の機器(ハブやモデムなど)を接続する際に用いるLANケーブルのことをストレートケーブルといいます。
クロスケーブルcross cable
パソコン同士を直接結ぶために使われるLANケーブルのことをクロスケーブルといいます。
モジュラージャックmodular jack
電話線やLANケーブルなどを接続するために用いられるコネクタ。電話機をつなぐ壁の電話コンセント。
コネクタ
connector
各種ケーブルを接続するための差し込み口。
ランチャーlauncher
ソフトウェアを簡単に起動できるようにするためのソフトウェアのことです。ソフトウェアの起動用アイコンを登録して一覧表示することなどができます。ランチャーは、「すばやくソフトウェアを探し出して起動できます。
り
リードオンリー属性read-only attribute
ファイルを読むことしかできないように制限できる設定のことで、ファイルを保護する機能があります。この属性を持つファイルは、開いて内容を見ることはできますが、削除や内容の修正はできないといった設定ができます。
リストボックス
リストボックスとは、データ入力時に使う表示方法の1つ。入力すべきデータの選択肢をリストで表示して、マウスやキーボードで選択することで入力が完了します。
リセット
出荷時の状態に戻す機能。すべての個人データ、ソフト、設定した情報は失われます。
リソース
リソース とは、「資源」という意味です。
1)ソフトウェアやハードウェアを動作させる環境に必要なCPUの処理速度、メモリ容量、ハードディスクの容量などのことをいいます。
2)Windowsでは、プログラム内に埋め込まれている、テキスト、ウィンドウ内容、メニュー情報といった、プログラムが使用するデータのことをいいます。
リブートreboot
OSをいったん終了させ、もう一度起動させることで、再起動と同じ意味です。
リフレッシュレートrefresh rate
ディスプレイが1秒間に画面を書き換える回数で、画面描画の速度を表します。「垂直同期周波数」とも呼ばれます。単位はHz(ヘルツ)。この値が高いほど、画面の解像度などを高くすることができます。
リボン
リボンとは、Office2007より採用された、従来のメニューバーやツールバーに代わる機能で、Officeボタンの右隣の「ファイル」「編集」「表示」等が並んでいる所をいいます。
リムーバブルディスクremovable disc
MO、Zip、CD-R、PD、DVDなど、持ち運びができる外部記憶媒体のことです。リムーバブルディスクは、コンピュータから取り外しが可能な外部記憶装置の記憶メディアで、ディスク状のもののことです。CDやDVDなどの光学ディスク、MOなどの磁気ディスク、ドライブとディスクが分離するタイプのリムーバブルハードディスクのディスク部分などが含まれます。内蔵ハードディスクなど固定式の外部記憶装置の補助的なもので、データの持ち運びやバックアップ保存などのために利用します。
関連用語
リムーバブルディスクドライブremovable disc drive
MO、Zip、CD-R、PD、DVDなど、リムーバブルディスクを、読み出したり、書き込みをするためのドライブのことです。各ディスクごとに専用のドライブが必要です。
ドライブ
ドライブとは、ハードディスクや、フロッピーディスクなどのディスクにファイルを保存、又は、ディスクの中のファイルを呼び出したりする装置です。
リモートアクセスremote access
リモートアクセスとは、離れた場所にあるLANなどのネットワークやコンピュータに外部から接続することです。リモートアクセスすることで、外出先から自宅や会社などのネットワークやコンピュータを利用することができます。
リンクlink
Webページから、他のページへ移動するためのしくみ。ハイパーリンクともいいます。
る
ルーター
ルーターとは、自宅や会社のパソコンとネットワークを接続する機器です。モデムとの間にルーターを入れます。それにより、複数のパソコンなどを同時に接続する事ができます。
関連用語
ルーターの種類
・パソコンと有線でのみつなぐことができるものを、有線ルーター
・有線ルーターに無線機能が付いたものを無線ルーター
・光ファイバーやADSLなどの回線で利用するものをブロードバンドルーター
・プロバイダが貸出すモデムにルーター機能がついているものを、ルーター内蔵モデム
ルーターはIPアドレスを持っているから複数のパソコンを接続できます
ルーターIPアドレス
ルーターは外側のインターネットに対してのグローバルIPアドレス、内側のネットワークに対してプライベートIPアドレスを持っています。このグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを変換することで、ネットワーク内の複数のパソコンを同時にインターネット接続することを可能にします。
ハブ
ハブとは、複数台のパソコンを接続しネットワークをつくるための機器です。
ネットワーク上でケーブルを分岐し中継する機能があり、データの共有やプリンタの共有が可能となります。一般に使われるハブはスイッチングハブです。またUSBポートがたりないときに使用するものをUSBハブと呼びます。ハブとは、分岐する機器のことです。
ルートディレクトリ(ルートディレクトリのことをフォルダともいいます)
ルートディレクトリとは、ディレクトリ構造の最上位にあるディレクトリのこと。
コンピュータ上のファイルは全てディレクトリに所属し、ルートディレクトリ以外のディレクトリは必ず他のディレクトリに所属しています。この構造の一番上にあるディレクトリを、木を支えている根っこに例えて「ルート(root=根)ディレクトリ」と言います。
Windowsではディスクごとにディレクトリツリーを作って管理していて「C:」「D:」などのドライブ文字で表示されているディレクトリが、そのディスクのルートディレクトリです。
ハードディスクを複数のパーティションに分割している場合は、パーティションごとにルートディレクトリができます。ルートディレクトリ以外のディレクトリは全て「サブディレクトリ」と言います。
ルートサーバー
ルートサーバーとは、ドメイン名の管理システムであるDNSの階層構造で、最上位に位置付けられるサーバーのことを言います。他のDNSサーバー同様、ドメイン名とIPアドレスを関連付けるネームサーバーの役割を果たしますが、ルートサーバーは「ルートゾーン」を管理しています。
ルーラー
ルーラーとは、「定規」と言う意味。
ループ
ループとは、指定条件が満たされるまで何度でも繰り返し行われる処理。
れ
レジストリ
レジストリとは、Windows系OSの設定情報データベース。OS基本情報、アプリケーション設定、拡張情報、拡張子関連付、ユーザパスワード等が保存されています。これらはハードディスク内に記録されています。ユーザーが直接編集して変更することが可能ですが誤った変更をするとシステムが起動しなくなったりするので上級者以外は扱わない方がよいです。
Ready Boost
Windows Vista、7、8にはReady Boos(レディーブースト)というUSBフラッシュメモリなどを利用した高速化の機能があります。
USBフラッシュメモリやSDカードなどの外部メモリの空き領域をパソコンに接続し、ハードディスクのキャッシュとして利用することで、OSの起動やアプリケーションの読み込みの高速化を図り、パソコンの総合的なパフォーマンスを向上させることができます。
レファレンス
レファレンスとは、参考書や評価基準などのことを言います。パソコン用語では、ソフトウエアの仕様や操作方法などを、詳細に記述した文書のことを指します。
RAID(レイド)Redundant Arrays of Inexpensive Disks
複数のハードディスクを組み合わせて、1台のハードディスクとして扱う技術のことです。
レジューム機能resume function
電力消費を抑えるために、パソコンが省電力モードになった場合、電源が切れる前の状態を記憶しておき、電源を入れたとき、元の状態に高速で復帰する機能のことです。
ろ
ローカル
ローカルとは、ネットワーク環境において、自分の利用しているパソコンのこと、もしくはそのパソコンに直接接続されている機器のことです。
・ローカルコンピューター
・ローカルプリンター
・ローカルのハードディスク
ローカル アカウント
パソコンに登録した任意のユーザー名とパスワードのことです。
ログアウトlogout=ログオフ
ネットワークなどとの接続を終了することです。
インターネットの場合、ダイヤルアップ接続などを切断することをさす。「ログオフ」ともいいます。
ログインlogin=ログオン
ネットワークに接続することです。
インターネットでは、ダイヤアップで接続することをさす。「ログオン」ともいいます。
ROM(ロム)Read Only Memory
読み出し専用のメモリ。パソコンに内蔵されているROMには、ハードウェアの起動に必要なシステム情報などが書き込まれています。RAMと違い電源を切っても記憶内容は失われません。CDやDVDのような記憶媒体を指すこともあります。
わ行
ワーム
インターネットやネットワーク上で自己増殖し、気づかないうちにパソコンへ侵入してトラブルを引き起こすプログラムのことです
Wi-Fi(ワイファイ)Wireless Fidelity =無線LAN =ワイヤレスLAN
Wi-Fi Alliance(ワイヤレスLANの普及を目的とした業界団体)が認証したワイヤレスLAN機器に表示される名称のことです。
Wi-Fiのロゴマークが付けられた製品は、Wi-Fi Allianceによって対応製品への相互接続ができます。無線LAN機器が標準規格であるIEEE 802.11シリーズに準拠していることを示します。
関連用語
無線LAN
無線LANとは、電波を用いて数m~数十m程度の範囲内で高速なデータ通信を行う通信技術で、「アクセスポイント」と呼ばれる中継機器(あるいは、その機能を内蔵したルータなど)を中心に、複数のコンピュータや電子機器を相互に接続して通信ネットワークを形成することができます。
Wi-Fi認証は業界団体のWi-Fi Allianceが発行
・他社製品との相互接続性などに関する試験をパスした装置にロゴの表示などが許可
・ロゴが添付された製品間であればメーカーが違っても組み合わせて使用できる
・認定はIEEE 802.11a/b/g/nそれぞれについて個別に行われ、機能や他製品との互換性などについてのテストを通過すると、商品パッケージ等に「Wi-Fi CERTIFIED」ロゴを表示できる
・ロゴには対応している規格が「a」「a/b」「b/g」「a/b/g/n」などのように表示され、IEEE 802.11のどの規格に対応した商品かが分かる
ワイヤレスUSB(ワイヤレスユーエスビー) certified wireless USB
パソコンと周辺機器などを接続する際に用いられるUSBを無線化したものです。
OneDrive(ワンドライブ)
Microsoft社が提供するオンラインストレージサービス。Microsoft アカウントを使用し、パソコン上にあるファイルをインターネット経由でサーバーに送信し、保存することができます。
WiMAXワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access)
WiMAXとは、IEEE(電気電子学会)標準規格802.16eを元に規格化された高速ワイヤレスインターネットのことです。WiMAXは高速無線MAN(Metro politan Area Network)の規格で固定通信用と移動通信用の2種類があります。移動通信用は、「モバイルWiMAX」と言います。カフェなどのスポットで利用されている従来の無線LANと異なり、広い地域で利用することが出来、外出先や移動中でも高速インターネットを利用することが出来ます。